犬種辞典⑪~ゴールデンレトリバー~

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2019年02月21日

こんにちはa-bye03.gif

 

院長の前田ですhiyoko.gif

 

明日は『222の日』ネコの日ですねheart01.gif

実は、我が家は猫を3匹飼っていたことにちなんで

ネコの日が結婚記念日なのですa-w01.gif

 

ネコ好きはこの記念日忘れないので便利ですenpitu02.giff01.giff01.gif

 

そんなネコの日イブですが、猫種辞典ならぬ犬種辞典をUPしてみましたa-wink02.gif

 

 

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ゴールデンレトリーバー

 

ゴールデン

 

原産国 イギリス

 

 

大きさ
体の高さが50~61cmほどある大型犬です

 

 

特徴
歴史はほとんど不明ですが、セターやウェービーコーテッド・レトリーバーなど
との混血による犬が祖先犬だったと考えられたりされています。
1913年以降イエロー・レトリーバーまたはゴールデン・レトリーバーと
呼ばれていましたが、1920年ゴールデン・レトリーバーの名称に統一されました。
外観は均整がとれ、バランスが良く、活動的・力強く、
優しい表情をもっています。(JKC参照)

 

 

カットスタイル
バリカンで耳や尻尾までツルツルにラブラドール風にカット。
ゴールデンらしさを残し、お尻など形が出ないようにスキばさみで
部分カット等をしています。

 

 

性格
従順で、利口で生まれつきの作業能力を備えています。
また優しくとても友好的で自身に満ちています。
人間に同調する能力もあり、家族が静かなときと静かにしたり
とても扱いやすい犬種です!

 

 

獣医からのヒトコト


注意してほしい病気

 

①ホットスポット
ホットスポットとは毛の根本でおこる化膿症の皮膚炎のことで、
ある日急にゴソっと毛が抜けてジュクジュクした皮膚炎があらわれる特徴があります。
毛量が多いのと体が大きく体表面積も大きいので他の犬種よりできやすい印象があります。

急にでてくるのでびっくりする方が多いですが、
抗生剤で比較的にすぐに良くなることが多いです。

 

 

②悪性腫瘍
大きく腫瘍と書きましたが、この犬種の場合は特にこの腫瘍といったころではなく、
悪性腫瘍全般を患うことが多い印象があります。

おそらく、ほとんどの獣医さんがこの印象をもっていると思います。
腫瘍にも遺伝子が関連しているので、昔、この犬種が流行したときに日本に入ってきたワンちゃんが遺伝子を持っていて、その遺伝子が脈々と受け継がれているのかもしれません。

 

 

③前十字靭帯断裂
活発なワンちゃん全般に多い病気なのでこの犬種に特にというわけではないのですが、
容器で活発な子が多いので気をつけていただきたいです。
リードフリーの運動時や滑る床で無理な力がかかったときに、後ろ足をつけなくなるといった症状がでたときはこの病気のことが多いです。
部分断裂であれば消炎剤で足がつるようになることが多いですが、完全断裂だと小型犬とは違い手術が必要になります。

 

 

トリマーからのエピソード
人懐っこく、頭を撫でると目を細めてにっこり笑顔を
見せてくれる子が多くいて微笑ましい!
お店が大好きで散歩中にお店の前を通ると立ち止まってしまうので
飼い主さんがお店を通らないようにお散歩コースを変えたり(笑)
好奇心旺盛なんでしょうね~(^^♪

 

 

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小学生低学年ぐらいのときゴールデンレトリバーブームがあったような記憶があります。今思うと、周りに飼っている人がいたわけではないのに覚えているぐらいなので、なるべくして獣医になったのかもしれませんね(笑)

ちなみ、はじめて飼ったのが猫だったからか、立派な猫好きに育ちましたhana-ani01.gif

 

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